秘密基地の入口

秘密基地の入り口
一羽の小さなシジミ蝶が足元をクルリと旋回
立ち止まって足元を見ると
そこには4つ葉のクローバーがひとつ
触れると朝露がつるりとこぼれました

階段を見つけて降りてみると 川べりにたどり着く
昨日の雨でかさが増し 木の根は水に浸っている
魚が跳ねて波紋が広がる
木の下にスケボーを立てかけて
赤い木の実を一口食べると
どこからか美しい歌声が聞こえてきます

ピヨのすみかの木の下のその下には
小川が流れていて
そこには森の仲間が集まる秘密基地がありました
秘密基地の地図も トビラのカギも持っている
開け方を忘れただけ

Story

ものがたりのはじまり
ある絵本の結末が想像していたものと違って 残酷で悲しい物語だった時
私たちはその続きを描き始めました
この子を救いたい。本当はいい子なのに。
まだ方法を知らないだけ この子にハッピーエンドの物語をみせてあげよう
主人公はそのハッピーエンドまでの道のりの中で、仲間と出会い、自分を知っていきます

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